2016/04/19 00:00

 


「着物」 と 「オーガニックコットン」 は、やさしいストーリーでつながっている。

着物のための生地を、オーガニックコットンで作る。
洋服用の生地ではなく、あえて “着尺” にこだわるのは、
「着物」と「オーガニックコットン」。このふたつに、なにか共通する価値があると感じるから。


日本人がこれまで守ってきた、「着物」という文化や手しごと。
大地や人々を守るための、「オーガニックコットン」という持続可能な農業。

るるんの着物が、そんなことを感じてもらえるキッカケになれたらいいなと思います。

 


 

「着るもの」。

衣服に最も多く使われている繊維は、綿=コットンです。
昔、日本では、綿花を100%自給していました。
しかし現在、日本の綿花自給率は、0%。
ほぼ全てを、中国、インド、アメリカなど、海外の農家の皆さんの手にゆだねています。

綿花栽培という農業には、たくさんの問題があります。

先進国の綿花栽培では、効率的な大量生産が求められ、農薬や化学肥料がたくさん使われます。
世界中の農地で使われる農薬の約4分の1は、綿花畑で使用されるとも。
有害な農薬が、大地を汚染しつづけ、農家の人やその土地に暮らす人たちの健康も害しています。
一方、途上国の綿花農業では、多くの人々が、肉体的にも経済的にも困難な状況で働いています。
児童労働も問題となっています。

遠い国で行われる綿花栽培。
それらは総て、私たちにつながっています。

綿花栽培を、いますぐ昔のように日本でまかなうのは難しいかもしれません。
しかし、その現状を知り、より善い綿花栽培の在り方を考えることは、

今すぐにでも、誰にでも、できると思うのです。

 


オーガニックコットンとは…

「オーガニックコットン」は、

3年以上、農薬や化学肥料を使っていない畑で、農薬や化学肥料を使わずに栽培された綿です。
害虫はテントウムシ等の益虫のチカラを借りて駆除し、人の手で除草をします。
そして、綿花がはじけると、ひとつひとつ手しごとで摘み取ります。
 

たくさんは、できません。 かんたんにも、できません。

それでも、「オーガニックコットン」の畑が増えていくことで、
地球環境にも、人々にもやさしい農業が広がり、
安心、安全に、正当な対価で仕事ができる人たちを、少しでも増やせたらいいなと思います。

 
「オーガニックコットン」という農業が、これからの未来にしっかりとつながっていったら、
「着るもの」が、いまよりもずっと、やさしいものに変わるような気がします。

 






「着物」がつなぐもの。

るるんの基本にある商品は、「着尺」です。

着尺は、着物のための反物。巾は一尺ほどの小幅の生地です。
そこには、小幅だからこそ生まれた染めや織りの技、美しい意匠、受け継がれた素晴らしい“手しごと”があります。



和裁もそのひとつ。
着物の仕立て方の基本は、ずっと同じです。一反の着尺を着物に仕立てると、余り布はほぼゼロ。
着物を解くと、すべて長方形の生地に戻って、次の使い道が生まれます。

直線で縫い上げ、身体に沿うように曲線に纏う。
生地を無駄にせず、いつまでも永く着られるのが、和裁の仕立てなのです。

「着尺」だからこそ伝わる、日本の知恵や文化、やさしい世界があるのではないか…と感じています。


るるんの着物は
そんな “着尺ならでは” を、愉しみながら作っています。

昔ながらの技法による染めやデザイン。素材は、大切に育てられたオーガニックコットン。

シンプルで着心地の良い、ふだん着仕様の“木綿の着物”です。

ぜひ、気軽に、愉しくお召しになってみてください。

そして、暮らしのすぐそばにある一枚として、ご愛用いただけましたらうれしいです。


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るるんの木綿着尺の仕様について



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